コベルコ建機、財務領域の高付加価値業務の拡充に向けて、 Kyriba の企業流動性管理プラットフォームを導入

May 29, 2023


クラウド型財務管理ソリューションのリーダーである米キリバの日本法人、キリバ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、本日、インフラ整備や資源開発の現場で幅広く活躍する油圧ショベル・移動式クレーン専業の建機メーカーであるコベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、以下:コベルコ建機)が、財務領域の高付加価値業務の拡充に向けて、Kyriba の企業流動性管理プラットフォーム(以下、Kyriba)を導入したことをお知らせいたします。

導入背景

コベルコ建機は、国内外に生産・販売拠点を有しており、グループ会社の資金繰りと為替管理に関して、本社主導でのリスクの定量的な把握と、対策の立案・実行の必要性を認識しておりました。
しかし、現状グループ会社の財務情報報告はスプレッドシートによる月次ベースとなっており、本社が把握できる財務情報は質・量ともに十分ではありませんでした。
そのような課題に対して、コベルコ建機は財務情報の充実を図るために、グループ会社 ERP システムの財務会計データと、銀行残高および入出金データを自動収集するソリューションを求めていました。
以上の背景より、コベルコ建機はグループ共通資金管理システムとして、Kyriba の導入を決定しました。

Kyriba の選定理由

  • ERP との接続実績
  • クラウドシステムのため導入作業・保守が比較的容易
  • 日本国内銀行及び海外銀行とのマルチバンク接続が可能
  • 日本企業での導入実績が豊富で、日本語でのサポートが充実している
  • システムの多言語対応

今後の展開

コベルコ建機 財務部長は以下のように述べています。

「最初は海外・国内グループ会社の預金口座連携によるキャッシュポジションの可視化を進め、ERP との連携により短期資金繰り予定の自動作成を図ります。また為替管理・支払管理では、ERP 連携させることで為替管理体制の強化、支払自動化による業務効率化を目指しています。」

 

コベルコ建機株式会社について
コベルコ建機は、神戸製鋼グループのグループ会社として、建設機械の生産、販売、サービスをおこなっています。油圧ショベル、クレーン、環境リサイクル機械を中心とした建設機械をラインアップし、製品のカラーリングには特徴的なブルーグリーンを採用しています。日本の他、海外4か国に生産拠点を有し、世界中に構築した販売・サービス網によりグローバルに事業を展開しております。「ユーザー現場主義」を基本理念に、お客様に寄り添い、ニーズに応える製品・サービスをご提供するとともに、DX が進む現代において、いままでのモノ中心のビジネスに加え、コトを見据えた技術やサービスの展開を推進することで、「誰でも働ける現場」の実現に向け、事業を展開しております。
ウェブサイト:https://www.kobelcocm-global.com/jp/

Kyriba について
Kyriba はクラウド型財務管理ソリューションのリーダーとして、全世界 2,000 以上のクライアントに 100 カ国以上でサービスを展開しています。CFO がグローバルな成長戦略を実現するためのツールとして統合的な企業流動性管理プラットフォームを提供、財務の DX を支援しています。
ウェブサイト:https://www.kyriba.com/jp/

※ Kyriba、および Kyriba のロゴマークは Kyriba Corporation の登録商標です。その他の商標は各社に帰属します。

Share