Kyriba、リスク管理の対象にコモディティを追加

September 27, 2022

エクスポージャーデータの統合、アナリティクス、可視性をトレジャリー・マネジメントのアプリケーション内に備えることで、ヘッジプログラムの最適化とコスト削減を実現する新しいフィンテックのソリューション

米カリフォルニア州サンディエゴ – 2022 年 9 月 27 日 – クラウド型財務・ITソリューションのグローバルリーダー Kyriba は、本日、「コモディティ・リスク管理」 (Commodity Risk) のリスク管理機能への追加を発表ました。この新しいソリューションは、統合されたデータ、分析、Kyriba のトレジャリー・リスク管理機能との統合により、財務担当者やリスクマネージャーが、コモディティのコスト上昇による影響を緩和するのに寄与します。この機能追加により、企業はヘッジプログラムを最適化し、価格リスクを低減し、コモディティ、為替、金利の変動による影響から収益を守ることができるようになります。

「当社がコモディティ・リスク管理の提供を開始したのは、ヘッジプログラムの支援を通じて、購買や価格設定のプロセスを簡素化し、より完全な流動性の全体像を提供するためです。」また「特に変動の激しい市場においては、ヘッジを最適化し、コストを削減するためには、商品、為替、支払、財務の各機能が単一のプラットフォームに備わっていることがお客様にとって重要です。」と Kyriba の市場戦略グローバル責任者の Bob Stark は述べています。

Kyriba の「コモディティ・リスク管理」の特長は以下の通りです。流動性のより包括的な管理を目指すグローバルな多国籍企業や組織を支援します。

  • コモディティのトラッキング機能 : エクスポージャー管理、取引の台帳管理、柔軟なフォワードカーブモデルに対応
  • 会計連携 (財務取引)・ヘッジ会計 : 時価評価、ヘッジ会計の仕訳エントリーは自動生成され、すべての総勘定元帳 (GL) に連携
  • リスク管理プラットフォームの一元化 : 商品、為替、金利リスクは、流動性計画、自動決済、銀行照合と完全に統合

コモディティ・リスク管理は、Kyriba のプラットフォームの機能追加を通じて、財務担当者とリスクマネージャーがコモディティのコストの上昇の影響を緩和し、価格上昇の逆風に対する防御策を講じることができるよう支援します。

キリバ社 (Kyriba Corp.) について

Kyriba は、企業の成長戦略を担うすべての財務に関わる人たちに、流動性をリアルタイムで機動的に活用し、また、財務リスクから守ることによって、そのビジネスの価値を高め、価値の創造に繋げるエンパワーメントを提供しています。

Kyriba のプラットフォームは、トレジャリー、リスク、支払、ワーキング・キャピタルのアプリケーションサービスを束ね、銀行、ERP、取引プラットフォーム、マーケットデータプロバイダーといった財務の生命線たり得るデータソースへの外部接続性を提供します。AI ドリブンのセキュアで拡張性の高い SaaS プラットフォームを礎に、Kyriba は世界中の幾千ものビジネスの成長機会を最大化し、不正や財務リスクによる損失から守り、高度な自動化によってコストを削減することを可能にしています。そのクライアント数は全世界 2,500 社 (うち 20% が Fortune 500 カンパニー) に上り、毎日 2500 万件もの支払プロセスを処理しています。

米国サンディエゴに本社を置くキリバ社は、世界各地に拠点を構えています。詳細は www.kyriba.com をご覧ください。

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